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天心体験記
にこにこコース感想
鷲尾さんへ
私は以前、天心で抱きしめられることの温かさを知った感動以来、何も進展がなく、逆に感動を味わう前に戻ってしまったような悪い状況が続いていて、このままにこにこコースを続けていても意味があるのかな…と思いながら行きましたが、Ｉさんと鷲尾さんの顔を見たらなぜかほっとして、その悩みもどこかに消えてしまったのです。
今回も大きな学びがありました！ この間、私はバスごっこの意味を初めて知りました。今までやっていたバスごっこでは、私は嫌な乗客や見たくない乗客は、バスから降ろしてしまうことばかり考えていましたし、そんな人が乗っていないように自分が変わらなくちゃいけないと思っていました。だから今回もいつものように、私から見たらネガティブな乗客役のIさんとＨさんを、車掌役の鷲尾さんに、「二人とも降ろしちゃってください」って答えたのです。すると「あなた駄目よ！自分に優しく出来ないで、人に優しく出来るわけ無いわよ！」と言う一言で目が覚めました。（えっ！！そうなんだ〜。この人達も自分なんだ…）と初めて理解しました。
その後Ｉさんが無理矢理泣き虫役のＨさんを降ろそうとすると、逆に運転手にしがみついて意地でも降りようとしなくなって…。その無理矢理降ろそうとするＩさんの姿は、まさに今までの私の姿でした。
次にＩさんは泣き虫役のＨさんを、「よしよし」と優しくなだめてあげる姿を見せてくれて…すごく納得できました。でも、まだ運転手と車掌の役割が分かっていないので、次回教えて下さい！
最後にやった天心でも、バスタオルかけてもらって、その外から鷲尾さんが色々な言葉をかけてくださって…。その中で「愛してるよ」と言われた途端に、何かがお腹というか胸の中から込み上げてきて、涙が流れてきたんです。私は今までずっと私のことを責めたり、否定するばかりで全く愛していませんでした。その日の夜から実践してみました。
息子に腹が立って仕方がなかったとき、バスをイメージして、その中ですごく怒っている乗客に「そうだよね、怒りたいよね、わがままばかり言ってね。怒っていいんだよ。よしよし」と頭を撫でてあげて、「そんなあなたのことも、私は愛しているからね」と後ろから抱きしめている姿を想像すると、不思議と怒りが治まりました。またすごくイライラして仕方ないときも、「イライラしちゃうよね。仕方ないよね。よしよし。そんなあなたのことも私は愛しているからね」とやると、不思議とエスカレートすることがなくなりました。
最初は気のせいか、たまたまかと思っていたのですが、２週間以上続き、今は３連休などもあり主人と過ごしたストレスが大きすぎることもあり、バスのイメージがうすれてしまっていますが、どんな自分も受け入れて愛することは続いています。
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